近年、クリーンエネルギーへの転換が世界的に進む中で、燃料電池や電解槽は次世代のエネルギーシステムとして注目されています。その中核を担う重要な部品の一つがバイポーラープレート(BPP)です。
しかし、バイポーラープレートは耐食性・導電性・耐摩耗性といった特性が求められ、従来の材料では長寿命化や性能向上が課題とされてきました。そこで、近年急速に発展しているのが、PVD(物理蒸着)コーティングによる表面処理技術です。
PVDコーティングがバイポーラープレートの性能をどのように向上させるのかについてご紹介します。
コーティング種類 |
特徴 |
適用例
|
---|---|---|
DLC(ダイヤモンドライクカーボン) | 高耐食性・低摩擦・高導電性 | ステンレス鋼BPP |
TiN(窒化チタン) | 優れた耐摩耗性・耐酸化性 | チタンBPP |
CrN(窒化クロム) | 高耐食性・優れた密着性 |
ステンレス・チタンBPP |
金属カーボン複合膜 | 高い導電性と耐久性 | 次世代BPP向け |
Pt(プラチナ) | 最高の耐食性・高導電性・高安定性 | 高性能燃料電池用BPP |
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PVDコーティングを施すことで、金属プレートの表面に耐食性の高いバリア層を形成し、酸や湿度による腐食を防ぎます。これにより、燃料電池の耐久性が飛躍的に向上します。
燃料電池の効率を最大化するためには、低い接触抵抗が不可欠です。PVDコーティングにより、酸化膜の発生を抑え、電流伝導率を向上させることができます。
長期間の使用により、バイポーラープレートの表面は摩耗や損傷を受けることがあります。PVDコーティングは、摩耗を防ぎ、安定した性能を維持するための強化膜として機能します。
PVD技術は、有害な化学薬品を使用せず、持続可能な製造が可能です。燃料電池のライフサイクル全体において、環境負荷の低いプロセスとして注目されています。
PVT社のPVD装置は、HiPIMS(High Power Impulse Magnetron Sputtering)と呼ばれる最先端のスパッタリング技術を採用しています。従来のPVD技術と比べて、以下の点で優れた特性を持っています。
これにより、PVT社のPVD装置は、高品質な薄膜を安定して形成できます。
PVT Plasma und Vakuum Technik GmbH(PVT)は、1985年に設立され、ドイツ・フランクフルト近郊のベンスハイムに本社を構える、イオンおよびプラズマ支援の真空コーティング技術の分野で世界的に高い評価を受けている企業です。
PVTの事業範囲は多岐にわたり、イオンおよびプラズマ支援の真空コーティングプロセス(PVDおよびPECVD)の開発、高性能コーティングの設計・製造、真空コーティング装置の設計・製造(バッチ式および連続インラインシステム)、および完全なターンキーコーティングセンターの構築などを手掛けています。
PVTは、切削工具産業、金型産業、自動車産業、航空宇宙産業、医療産業など、さまざまな業界の厳しい要求に応える高性能コーティングの開発において、信頼性の高いパートナーとして認識されています。名称 |
PVT Plasma und Vakuum Technik GmbH |
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代表者 |
Herbert Gabriel |
住所 |
Rudolf-Diesel-Str. 7 64625 Bensheim Germany |
電話番号 |
+49 6251 - 8 56 56 - 0 |
Website |
www.PVTvacuum.de |
主なサービス |
プラズマ真空コーティング技術を活用した高性能薄膜およびコーティングソリューションの提供 |
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